Archive for 6月 3rd, 2009
あなたへの手紙
あなたは今、優しい表情を浮かべて私のことを見つめています
その目に光はなく、かつて見せた甘えた目元でもなく、
ましてやいたずらっ子のような輝きはありません
ただ優しく私のことを見つめているだけです
あなたは、私が仕事から帰ってくる道路の先から聞こえるかすかな足音を聞きつけ、
玄関のところでいつも待っていてくれました
扉を開けると、あなたは耳をピンと立て目を輝かせて私の元へ走り寄り叫ぶのです
「待っていたのよ!早く私のことを抱きあげてチューさせて!」


