えーっと、まあ、充電完了しました。
女脳と男脳について何か書こうと思って、
ずーっとほったらかしにしてしまっていました。
自分の考えを整理する上で、また書いてみようと思います。
そもそも、どうしてこんなことを考える必要があるかですね。
私の仕事は「モノづくり」とプロフィールに謳っていますが、
まー、アルバム見れば分かるように建築のお仕事です。
設計から現場管理が主なのですが、
どうしても営業活動もやらざるを得ません。
でもってこの営業のやり方というか、考え方なのかな、
そういうものを身に着けたいと色々自分なりに勉強してきたわけです。
その中で、このタイトルのお話をある講演で聞いて、
なるほど面白いと思ったわけです。
とにかく今の世の中、
女性にうける商品を作らないとモノは売れないということです。
男の視点でモノを売ろうとする限り、モノは売れない、
かつては、そういう視点からでもモノはバンバン売れた時期もあります。
絶対的にモノが不足していた時期・・
モノが進化していき、次々と新しい機能のついた商品が出ていた時期・・
(今でもそうですが・・)
こういうときはとにかくモノの質さえ良ければ売れたのですね。
しかし、今は違います。
たとえばパソコン、
よほどマニアックな方じゃないと各メーカーの出ている
製品の違いってなかなか分からないですよね。
おそらくどの機種もみんな性能も良く、それほど大きな差はないはずです。
ということはベーシックな本体価値だけでは差はつきません。
じゃあどうするのということで、
パソコンは精密機械は故障が多い、また扱い方も難しいです。
そこで電話サポートサービスなんてものをつけました。
24時間電話がつながるなんて至れり尽くせりのサービスがついてます。
モノに対する不満を解消し、保証を設けることで安心感を与えます。
しかし、そのサービスを付けてもまだ売れない・・
今、何を付けて売らないとだめなんでしょう?
ブランド、ストーリー、理念、社会的意義・・、 だそうです。
シャープの液晶テレビで「亀山モデル」って知ってます?
ジャパネットでも言ってますよね~?
品質の良さを売りに出してるのですが、
亀山工場で作ってるというとこがミソです。
そもそも亀山工場とは何?というとこから、買う人は思いますよね。
そこは世界でもトップクラスの品質を持つテレビを製造する工場である・・
どうしてそこで作られると品質がよくなるのか・・
中国産が多い中、完全メイドインジャパンである・・
などなど、色んなうんちくが語れるわけです。
亀山モデルと、DELLの安い中国製の液晶テレビ、映りは確かに違うけど
亀山モデルの購入者は、うんちく(ストーリー)に惹かれて買うわけです。
こういうブランド、ストーリーを一番大切にするのが女性だそうです。
性能はどうせ一緒でしょ、難しい話を聞いてもわからないわ・・、と。
私が欲しいビデオカメラは、うちのかわいい坊やが綺麗に写るモノなのよ
どんな家が欲しいかって、とにかく家族が幸せに暮らせる家なのよ・・
土曜の夜には友達が集まって、
ワイワイホームパーティができるようなおうちが欲しいの・・
もはや性能とか技術とかの話ではないのです。
それらはベースの部分で当然としてあるものとした上での
さらなる付加価値を求めているということなんでしょう。
女性ってよく立ち話をしますよね?
男から見ると、他愛もない無駄話としか思えないのですが、
女性にとってはとても大切なコミュニケーションですよね。
女性というのは、男から見て無駄と思えるようなことを
とても大切にしていたりします。
たとえばビデオカメラ、男性は、まずそのスペックを見るでしょう。
画素数、バッテリーの駆動時間、録画時間はいくら?などなど。
その中で比較し、一番いいものを選ぶ傾向があります。
私は男ですが、そういう無駄であるという感覚を排除し、
女性の視点からのモノづくり、売り方を考えなきゃいかんということです。
理屈ではなく感性を重視したモノづくりが必要なんだということです。
もちろん女性の中には、男性的な感覚の持ち主も多数いらっしゃいます。
反対に男性の中にも感性的な部分を持っている方もいます。
年齢を経るに連れて、女性もすこしづつ男性化していくそうです。
逆に若い男性は女性的な感性がまだ残っているそうです。
講演の中で、買物行動における男と女の違いを述べてましたが、
なかなか面白かったです。
こんなたとえ話がありました。
ある男性が髭剃りを買いにショッピングセンターに行ったとしましょう。
まずは店内に入って、天井からぶら下がってる案内板を見ます。
「どこに髭剃りあるかなあ?」
とひたすら案内板の文字を探します。
「見つけた!」
瞬時に考えます・・。あのレジの横を通り、
乾物コーナーを左に曲がって真直ぐ行けば最短距離だ!
「よし行くぞ!」
最短ルートをわき目もふらず髭剃りコーナーにたどり着きます。
「さて、どれにするかな・・?」
パッケージに書かれている”4枚刃”という文字が目に入ってきます。
おお、3枚刃ならよく見かけるのだけど、4枚とはやるね、剃りが違う?
”3次元首ふりヘッド”も目に入ります。
3次元か~、いいね、これ、かっこいいじゃん!
彼は棚に並ぶいくつかの商品を手にとって、
何が違うのかよーく比較、熟考した上で決めました。
3次元ヘッドの4枚刃、剃り味抜群のモノでした。
いいものが買えたという充実感を胸に、
やはり最短距離でレジに行き、店外へと消えました。
さて、女性の場合・・
だんな様から、髭剃り買ってきてと頼まれて、
夕食の買い物ついでにスーパーへと寄りました。
店内に入ると、最初に気づいたのは、店に流れるバックミュージックです。
「あら、ちょっと落ち着いた雰囲気になったわねー、前のは騒々しいだけだったけど・・」
続いて、入口横でカートを整理している男性店員の姿を見つけます。
「あらら、あの子なかなかイケメンね、あんな子、ここにいたかしら・・」
しばらくその店員にうっとりしていると、
「本日の特売」という文字が目に飛び込んできます。
「あらあらあら、安いわね、このトマト。明日の朝食にでも買っとこうかしら、特売だし・・」
トマトをかごに入れて、特売コーナーから、彼女は、夕食の買物へと進みます。
買い物中・・
「夕食の素材はそろったわ、さてとレジに行かなきゃ」
「そうそう、髭剃り頼まれてたんだわ、どこかしら・・」
彼女はキョロキョロしながら、あの辺かしらと適当に当たりを付けてそちらに向かいます。
途中、雑誌の陳列コーナーの前で思わず、雑誌を手に取ってしまいます。
そこでしばらく、熟読中・・
はっと気づきます。
「だめだめ、そろそろ帰って夕食の準備しなきゃ」
そそくさとレジに向かい、支払いを済ませて店外に出ようとします。
「何か忘れ物があったような気がするわ・・、なにかしら・・」
考えつつも、彼女は車に乗り込み、お店を出て行ってしまいました。
ここまで書くのに1時間半・・、疲れた。
きっと最後まで読む人なかなかいないだろうなあ
買物脳度測定テストってあるんだけど、やってみたい人います?


