「健康」ブームの中のエアポケット
- 2009年03月02日 (月)
- カテゴリー:健康の話
世の中、とにかく「健康」ブームですよね。
テレビでは健康飲料、健康食品の類のCMが流れ続けています。
それだけ、皆さんが自分の健康について真剣に考えているということなんだと思います。
自分の身体は自分で守らなくてはならないわけですし、特に飲料、食品にいたっては
体内に取り込まれるものですから、特に気を使わなくてはいけないものだと思います。
体内に取り込まれるものとして、水や食物以外に、空気があります。
人が一生の間に体内に取り込むものの約60%が家庭内の空気なんですよね。
この空気については、いかがでしょう?
「健康空気」なんて商品、どこにも売ってないですよね。
(空気清浄機は結構ありますが、それだけでは完全とはいえません)
そもそも空気は、そこら中にあって意識せず摂取し続けるものです。
この空気が本当に自分の身体の中に取り入れるのに大丈夫なものなのかなんて
中々気がつきませんし、気がついたとしてもこの空気は吸えないから吸わないというわけにもいきませんよね。
住宅の中の空気にもっと意識を傾ける必要があります。
シックハウス症候群に代表されるような、建物から発生される化学物質については、
平成15年に建築基準法が改正され、主にホルムアルデヒドがその規制対象となりました。
規制方法としては、
住宅の使用する建材に基準を設け、ホルムアルデヒドの発生を抑えること、
また、室内空気の汚染を防ぐために、換気設備を備えつけること、
この2点が柱となっています。
本当にこれだけの規制で、大丈夫なのでしょうか?
室内で発生するダニやカビはどうするのか?
また、梅雨時期の湿っぽいべたべたした空気はどうするのか?
ホルムアルデヒド以外の、例えばシロアリの薬の影響はどうするのか?
まだまだ、この改正だけではクリアできない問題点は数多く残っていると感じます。
私が重要だと考えるのは、積極的に室内の空気をコントロールすることです。
空気の状態は温度、湿度、汚染物質の割合など、各種の要素で表せますが、
これらをうまく調節する仕組みとして、住宅の気密化および、計画換気があげられます。
もちろん使用する建材もしっかりと吟味されたものである必要があります。
気密化のチェックには、C値(隙間係数)の測定、算出、
計画換気ができているかは換気設計のチェックおよび風量測定、
また、汚染物質の量についてはバッジテストなど、
きちんと明確にあらわすことのできるデータが 存在します。
これらのデータを元に室内の空気がきちんとコントロールされているかが把握できます。
家作りのお考えの方は、まずこれらのデータをちゃんと提出してもらえるのか、
また、そのデータについてきちんとした説明があるか、
この点を抑えておくことが大切なポイントとなります。
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